TURBA Erden & Humuswerk

　左側面の出入口は潰されて、ジャッキにバールにスコップにバケツ、七つ道具が揃っている。

トーフ軌道にはスリムな機関車が多いが中でもこいつはウマヅラだ。

　ブレーメンの北20キロほどの所に悪魔の湿原(Teufels-　moor)といわれる地域があってちょっとした公園になっている。駐車スペースにある観光案内板の横には頭に角のある悪魔像が立っている。
　線路跡と思われる道路脇に200メートルほどレールが敷かれディーマの機関車とトロッコが展示されている。
　めざす軌道はそこから１キロほど西にあるが住民以外の車は乗り入れ禁止。観光案内板の場所にレンタカーを停めて砂利道を歩かされる。
　

　オーナーは無愛想な人物で撮影許可を求めても景色だけなら撮ってもいいというだけだった。 廃車置場のような線路の上にはとても現役とは見えない機関車が２両放置されているだけで、ほかに作業員の姿はなく列車が戻ってくる気配もなかった。

　事務所の奥に広いトーフ積降場があってオーナー自ら作業中だった。

悪魔像が立つ駐車スペースに車を停めて歩く。

線路跡と思しき場所に機関車が置かれている。

横倒しにされた鉱車の横にあるロコは廃車か休車か、それとも現役なのか。

調査作図：同行　Ｋ．Ｉ．氏

事務所の前に使われていない機関車があった。

住民の車以外は進入禁止と言われれば歩くしかない。

オーナーの自宅兼用と思われるオフイス。