途中から運転席の隣に座らせてもらったが、振動と騒音は半端なものではなかった。客車の乗り心地だって相当なものだ。

炭鉱のホッパーといい、このトンネルポータルといい不相応に立派なのは英国人が創業した鉄道だからか。

　帰りは私たちのために臨時旅客列車が仕立てられた。客車は14年前まで使われていた二軸車だが、とても運賃を取って客を乗せるような代物ではない。
　もっともその後、四川の鳥篭列車を見た目には椅子つきの立派な客車に思える。ちなみに廃止当時の運賃は３元だったと聞いた。

特別に臨時客車列車が仕立てられた。