山線は正式には鹿寮線といい総站から北東方向へ鹿寮坑まで５キロの路線である。
　途中４キロ地点の二坑口から0.5キロの支線を分けている。
　鹿寮までは3.5トン機しか入れないので、途中の友納站まで６トン機が２列車分の坑車を運び上げ、その先は3.5トン機が受け持つことが多かった。

山線の中間付近にある友納には集落があって手押し軌道も通じている。

山線では正向きの3.5トン機が空の坑車を引き上げる。

山から下りてきた坑車の積荷は砂のような粉炭である。

マッカーサー道路をくぐるとすぐ山にかかる。

バック運転の3.5トン機が下りて来た。