モスクの正面入り口まで結構距離があり電動カートも用意されているが灼熱の炎天下を歩く。

　　アブダビでは１年前にオープンしたルーブル美術館アブダビ別館の見学が主目的だったが、その前にまず世界最大級だというグランドモスクへ向かった。

壁面に取り付けられた礼拝時刻を示す時計。

　床に敷き詰められたペルシャ絨毯は世界最大の大きさ。1200人が２年がかりで織り上げたものだという。

ヒルトンホテルの壁面。この人がシェイク・ザイードらしい。

　礼拝室の天井から下がるドイツ製のシャンデリアが見事。直径10メートルで重さが12トンある。これがいくつもぶら下がっている。

中庭の両サイドに設けられた回廊を進む。

礼拝室前の広間、何ともスケールが大きい。

　モスクの内部に１万１千人、この広場に３万人の計４万人を収容できる。金曜日午後の礼拝ではここがイスラム教徒で埋まるという。

カメラに全景が収まりきらない巨大モスク。

午前9時30分、ホテルを出発したバスはアブダビの中心部へ向かう。

　バスに乗ること約30分でシェイク・ザイード・グランドモスクに到着した。
　ＵＡＥ建国の父と言われるシェイク・ザイード初代大統領の名前を冠したこのモスクは2007年に竣工。世界最大級のイスラム寺院で異教徒にも開放されている数少ないモスク。
　82ものドームを持つ巨大建築で、ミナレットの高さは108メートルだとか。

この正面入口を入ると中庭を挟んで真っ白なモスクが。

　境内？へ入る手前に仮設トイレのような建物がセキュリティチェック。入口も内部も当然ながら男女別である。入場は無料。