地下鉄で町の中心部へ向かう。

　6月9日、ドレスデン中央駅9時10分発のEC171というブダペスト行の特急列車に乗った。始発のベルリンを6時半に発車した列車でドレスデンまで2時間20分、プラハまでさらに2時間10分、ドレスデンはちょうど中間になる。
　ブダペストはさすがに遠くさらに7時間かかって到着は18時32分に。ドレスデン、プラハ間は１時間ごとに走っている。

'09年6月9〜10日

プラハの玄関駅は殺風景な町はずれにある。

列車はプラハで12分停車してブダペストへ向かう。

　一泊二日でチェコのプラハへ観光に出かけた。もちろん日本から一泊で行ったわけではなく、12日間のドイツ鉄道めぐりを終えたあと、折角だから一人でぷらっと行ってみた。

　乗車券はあらかじめベルリンで買っておいた。正規運賃は37ユーロ(5,000円)なのに、ヨーロッパスペシャルという扱いで19ユーロ(2,600円)と格安だった。
　12日も前に買ったので早割扱いだったのか、列車指定(座席指定に非ず)だったからか、その両方なのか今も分らない。

ホーム下の駅コンコース。両替所もここにあった。

　ネットで予約しておいたホテルは地下鉄のプラハ本駅前の一つ先、パブロバという駅の近く。行って分ったが新市街の中心でプラハ一番の繁華街のようだった。
　毎度のことだがホテルへ行き着くのに一苦労、住所を頼りに重い荷物を引いて探し回るのは辛い。

予約してあったホテル前の大通り。

左半分が宿泊したホテルアルトン。

　泊ったのはアルトンという三ツ星ホテル。朝食付でユーロ建て一泊で57ユーロ(7,800円)だった。

　本駅まで国鉄列車もあるが、乗客の大半は頻発している地下鉄に乗り換えてプラハの中心部へ向かう。
　そのせいかホレショビッツェの駅前はタクシーと送迎の自家用車がたむろしているだけで人影は少ない。

　長距離列車はプラハ本駅へは入らず少し手前のホレショビッツェという駅しか通らない。
　大阪駅に対する新大阪のような立地で、本駅のある中心部まで地下鉄で３駅ほんの数分である。

ホテルアルトンの正面、右は車庫へ通じる通路。

シングルユースでこの部屋なら楽だ。

ドレスデン中央駅からこの列車に乗る。

車内はガラガラだった。