ラーデボイルはドレスデン市内有数の高級住宅地だという。昔、この町でホテルを探したがなかなか見つからず、最後に民宿斡旋所で民宿を紹介してもらったことを思い出した。

　フィフテルベルク鉄道、ヴァイセリッツタール鉄道と同じＳＤＧ（ザクセン蒸気鉄道会社）に所属し、ドレスデン市内のラーデボイル･オスト(Radebeul Ost)駅から北へ向かいラーデブルク(Radeburg)に至る16.6キロの鉄道である。
　ラーデボイルへ行くにはドレスデンの中心部から市電、市バスもあるので他の鉄道と違って交通至便。ＤＢ線ならドレスデン中央駅からマイセン方面行きに乗り15分、市電だと30分ほどかかる。
　蒸機牽引の列車が通年運行しているが、終点のラーデブルクまで一日３往復、ほかに中間地点のモーリッツブルク(Moritzburg)折り返しの列車が４往復ある。公式ホームページ

ホームの横に留置中の客車群。

ひと気のないラーデボイルオスト駅の社線ホームと待合室。

バック運転でやってきた上り列車がここからＤＢ本線と並走する。

　ラーデボイル駅西方の跨線橋まで行って9時30分到着の列車を待ち受けた。これの折り返しが発車すると次に戻ってくるのは12時30分、3時間もあるので市電で一旦ドレスデン旧市街へ観光に出かけた。

ＤＢは左へカーブしてマイセン方面へ向かう。

ＤＢのラーデボイルオスト駅。

ラーデボイルの駅前から市電通りへ通じる道。