関空からの中国国際航空はバス出発だった。関空でタラップ使用の便があるのに驚いた。
　機種はB737、ＡＮＡとの共同運航便にもかかわらず設備はお粗末。ビデオはおろかイヤホンもない。中国国内線と共通運用のようだ。
　機内アナウンスが中国語と英語だけで日本語がないのも驚き。

　四川省の奥地まで小さな汽車を見に出かけた。北京で東京からの2人と合流して総勢4人で7泊8日の旅。
　成都で一泊してワゴン車で3時間半南下したところが今回の旅の目的地。そこはに自動車の入れる道がなく小さな鉄道だけが頼り。
　沿線の駅前民宿に3泊したあと、一旦楽山という世界遺産大仏のある町まで戻り、もう一つの小さな鉄道を訪れた。

　北京から成都間まで3時間、大阪より遠い。このＣＡ機もB737、成都でも降り立ったのはグランド駐機場だった。
　インドと違って中国の飛行場は写真を撮っても平気なのだ。
　空港は近代的ですべてスムーズ、着陸してからゲートを出るまで20分しかかからなかった。

　成都は大都会、道路が広くとられた計画都市だ。ホテルは町の中心部にあり20階建ての百貨店と同じビル内にあった。
　太平洋百貨と言えばそごうと提携した台北のデパートではなかったか。１階の化粧品売り場は日本とそん色ない。
　ホテル玄関は裏側のやや狭い通りに面している。


　ホテルの部屋はこんなもの。びっくりしたのはお洒落な洗面台の下を覗き込んだとき。
　なんと配水管の接続が電気洗濯機用の排水ホースでないか。これがこの国の現実。