シャモニー、ご存知フランスを代表する山のリゾート地でモンブランの麓にある町である。フランス側から行くときはどう行くのか知らないが、スイス側から峠を越えて簡単に行けてしまった。
　スイス・レマン湖からまっすぐ南下して、小さな電車に乗り換えるとそのまま国境を越えてシャモニーまで行けてしまう。スイス全線パスもシャモニーまではＯＫなのだ。国境越えのやけにさびしい駅をいくつか過ぎて着いたのは、夏の軽井沢のように賑やかな山の町だった。

　レマン湖のほとりのモントルーからスイス国鉄でわずか27分、マルティニという駅で２両編成の小さな赤い電車に乗り換える。国境まではスイスの私鉄、国境から先はフランス国鉄につながっている。電車は相互に乗り入れていてマルティニからシャモニーまで1時間40分である。
　モントルーを昼過ぎに出ても簡単に行けてしまうが、フランス側の列車情報が少なくて弱った。行ってしまったはいいが帰りはどうなるのか。国際列車だけあって本数も少なく今日中に戻れるのか、一抹の不安はあったが折角だからと決行した。結果的にはシャモニーに1時間10分滞在して引き返し、午後7時にホテルへ帰ってこれた。

なんというのか凄い犬だ。子牛並みという表現がぴったり。

マクドナルドの前から見たシャモニー駅

スイスから乗り入れてきた小さな国際列車

夏の旧軽井沢銀座とまったく同じだ

左のビルの一階にマクドナルドがあるが、看板はきわめて控え目

ＳＮＣＦ(フランス国鉄)のシャモニー駅

駅の向こうに聳えるエギーユ・デュ・ミディ(針の峰)