下り車線だけが松並木の内側。

東海道を歩く(6)

2010年10月23日 16キロ

大磯宿〜小田原宿 四里

 春は上京する機会がほとんどなく、5月末に一区間歩いただけ。それから5ヶ月たった秋の第一弾、大磯から小田原まで一人で歩いた。

このあたりまで来ると松並木も堂々たるものだ。

大磯駅の改札口、今日の街道歩きはここから。

名駅舎100選の一つに数えられている。

見るからに高級感の漂う住宅地。

 大磯といえば我々世代にとってはは吉田茂邸のある町。丘の上かと思ったら駅から3キロほど西の国道際にあった。
 西武グループが管理していたその屋敷も数年前に全焼してしまった。

標識の下のバス停は統監通、いかにも意味ありげだ。

この先に吉田茂邸跡がある。

これが大磯の吉田御殿あと、元々は三井家の別邸があった場所だと聞いた。

伊藤博文邸跡のレストランは休業中のようだ。

門前には工事業者の看板があるのみ。

大磯の町に似合うレトロなカレーショップ。

 駅前にエリザベスサンダーホームがあった。
といっても若い人は知らないだろうな。

 国道へ出た交差点の角、一段低くなった所にあるのが西行ゆかりの鴫立庵。西行が「鴫立沢の秋の夕暮れ」と歌った鴫立沢はこの橋の下の細い川。

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