このあといにしえ街道という、あっと驚く街並みを歩いた。一旦ホテルに戻り夕食は目星をつけておいた近くの寿司屋でうに丼にした。

中央商店街にある鮨紋で夕食。

　江差の街は丘の上と下に分かれていてホテルは丘の上の本町地区にある。下の街へはかなり傾斜がある海岸段丘の坂を下る。中央に見えるのが町役場。

　なかなか興味深い建造物なので、多少なりとも好事家の役に立てばと写真を多めにアップした。

サイドを見ると奥行きが深い、大きな鍛冶屋だ。

坂の途中に江差追分の道場があった。

　ホテルへチェックインしてすぐ江差の街歩きに出た。この日はちょうど江差の夏祭の日で、町内ごとのパレードが行われていた。相当な人数だった。

　旧道をそのまま進むと信号交差点の角に予約しておいた宿があった、おそらく江差で一番立派なホテル。なんと走ってきた道は今も駅前通りで、道路標識は江差駅を指している。

今晩の宿、ホテルニューエサシ。

駅前商店のガラス戸。

駅構内の終端側から木古内方向を見る。勾配標が見える。

うに丼2,160円。

江差の街は海岸の国道沿いの街と背後の丘に広がる街とに分かれている。

駅舎が無くなっても駅前広場が面影を残す江差駅跡。

駅前広場が残る江差はお祭りだった

　海岸沿いの道に古い鍛冶屋があった。展示場という看板がかかっているので、観光施設の一つだったと思われるが、今は表戸に鍵がかかりひと気がない。

　松前から1時間10分で江差に着いた。街の手前から旧道へ入ってしばらく行くと右側に江差駅の跡があった。
　駅舎は既に取壊されているが駅前広場はそのままの形で駐車場として残っている。いまだに駅利用者の駐車場と書かれた看板が出ているのが面白い。
　駅舎跡の裏側へまわるとレールを外したヤードが広がっていて勾配標も残っている。終端側では重機が入って地面を掘り返している。この風景が見られるのもあと暫くだろう。

7月1日.2日はかもめ島まつり。

役場の隣にある江差追分会館。