2007年7月21〜23日
スイス･モントルーからレマン湖沿いに南へSBBの列車で10分
エイグルの駅前から三つの私鉄電車がスタートする
始めのうちは路面を走る典型的な田舎電車だが
やがて山のリゾート地に向かう本格的な登山電車になる
（出典：長 真弓 スイスの鉄道）
| ＡＯＭＣ | BVB | |
| 距離 最大勾配 ラック方式 最高地点 電気方式 |
23.0ｋｍ 230‰ 部分ｼｭﾄﾙﾌﾟ 1043ｍ 850V直流 |
17.1km 200‰ 部分アプト 1813m 700V直流 |
| Ａ Ｌ | ＡＳＤ | |
| 距離 最大勾配 ラック方式 最高地点 電気方式 |
6.2ｋｍ 230‰ 部分アプト 1450ｍ 1500V直流 |
22.4km 60‰ --- 1155m 1500V直流 |
| スイス国鉄のエイグル(Aigle)駅前からAL、ASD、AOMCと三つのメーターゲージの私鉄が出ている。もとは別々の私鉄だったが南隣のベー(Bex) 駅を起点とするBVBと合わせて４私鉄が統合しTPCという一つの企業体になった。 駅前広場のやや雑然としていた３私鉄の乗り場が統合され、整然としたターミナルになったのは合併の最初の成果か。おかげで面白さは半減してしまった。ボデーカラーは在来のままで車両の共通運用も行なわれていない。もっとも電圧やラック方式がばらばらなのでこれは難しそうだ。 趣味的には面白みのない新型車両に置き換えられつつあり、ややがっかりだがロケーションの良さもあって、まだまだ飽きることのない場所である。ＭＯＢ等のあるモントルーにも近いので、エイグルを拠点に鉄道めぐりをするのも面白い。 |
調査作図：同行ＫＩ氏
エイグル駅に停車中のSBB列車と、左からAOMC、ASD、ALの電車
