ASD線の終点、レ・ディアブルレにも町というほどの集落はなく、駅周辺にスイス・シャレー風の民家、山荘が点在するだけである。終点といいながら電車はここでも僅か5分の停車で折り返す。
　車庫はあるものの、外には客車が2両あるだけ。ここで１時間待つ気にはとてもなれない。駅前へ出てみる余裕もなく乗ってきた電車で引き返すことにした。
　時刻表を見ると、全列車が2分乃至10分で折り返すダイヤになっている。

　帰りはエイグルから4kmほど手前のVerchiezという停留所で降りて歩いて戻ることにした。下り坂の近道だから大したことはない。

　途中の側線に古い電車の工事列車が止まっていたが、工事をしているような人影はなかった。

構内には客車が２両止まっているだけで、ひと気もなくさびしい駅だ。

駅前からいきなりこんな景色が広がっている。

ディアブルレの駅で束の間の休憩をとる電車。

車庫のあるAigle-Depot ASD駅で下りてくる電車を待った。