昔の鉄道写真アルバムから

 古いアルバムは防石鉄道を訪ねたところで終わっているが、木次線で山越えの途中出雲坂根と三井野原に立寄った。その時の写真が出てきたので追加することにした。
 写真は出雲横田駅から始まっている。前夜はどこで泊ったのか、出雲横田止りの列車からレールバスに乗り継いだ。出雲坂根で下車し3段スイッチバックを下って来るレールバスキハ02を待ち構えた。
 そのあと、徒歩で三井野原へ向かった。鉄道線路は大きく回り込むので6キロ以上もあるが、道路なら3キロしかなく40分もあれば歩ける。

当時まだダブルループの新道は無かった。旧道を歩いたが大した距離ではなかった

3段スイッチバック最上段を通過するレールバス。乗って来た列車を駅で撮ったとは思えない、どこから撮ったのだろう

スイッチバックの中段を下って来るキハ02

 木次線の列車本数は当時から多くない。出雲坂根で狙える列車は1時間ほど後にやって来る下り列車1本だけ。それをスイッチバックの途中で待った。
 だとすると上の写真は何だろう。スイッチバックの最上段を横切るレールバスだが出雲坂根まで自分が乗って来た列車だろうか。

出雲横田から宍道へ向かうレールバス

ここ出雲横田でC56牽引の列車からレールバスに乗り継いだと思う

NEXT
BACK

出雲坂根駅を発車して最下段を下って行く

雪の木次線   1964年2月29日