車庫にも何両かのトラムが休んでいる。動力車は全部で6両あるらしい。出力は210馬力で、全部同型に見えるが2両は木骨鉄板張りで4両は半鋼製だとか。このあたりの事情はすべて同行者からの受け売りである。もう少し受け売りを続ける。エンジンは床下中央ではなく半分くらいが床から上に飛び出ている。それも側面に寄せられており背中合わせの腰掛の座面下に納まっている。室内写真を見ると手前の背もたれのほうが前方(同行者が座っている)より幅広であるが、この下にエンジンがある。
運転席前のガラスが傾いているが、窓が開いているのではない
客車の形式写真も一応載せておきます
手前の背もたれ間隔のほうが広いのは下にエンジンがあるから
エンジンが床上にあるといっても半分は床下に顔を出している
点検蓋を開けるとエンジンがこちら側に片寄っているのが分かる