30分毎に来る筈がいつまで待ってもやって来ない。運休かと思いつつも、少し線路に沿って歩くことにした。
 分岐があって信号機が点灯している。気をよくして正面突き当りの中央駅まで歩くことにした。国電の駅までやってくるのは火、土、日曜だけだと後で知った。

 間もなく16時発の列車がやってくるというが、どんなのが来るのかワクワクしながら待つ。
 これを見たあとラーンズドルフのトラムを見に行くつもりだ。

 やたらと落書きが多くうんざりだが、途中駅も立派な造りで本物の鉄道のようである。そのまま線路に沿って歩き続けるとHaupt Bahnhofという駅があり係員がいた。
 間もなく列車が到着するとのことで、一組の家族連れも現れた。

ベルリンの公園鉄道

2009.6.10

Berliner Parkeisenbahn

 ベルリンの中心部からSバーン(国電)3号線で約20分、Wuhlheide駅(二軸トラムのいるRahnsdorfの4駅手前)のそばに広大な公園がある。その中を走る子供鉄道であるが、600mmゲージのかなり本格的な鉄道である。
 公園の外周をまわる線と中央を貫く線、それにSバーンの駅に至る線があって延長5.5キロ、蒸気機関車もある。立寄ったのは水曜日で、外周線をDLの牽く列車が30分毎にぐるぐる回っているだけだった。この一周が実に25分もかかる。