ブロネイ・シャンビー鉄道へは18年前の1990年8月にも訪れている。そのときも今回と同じようにCEV鉄道のブロネイから入って、列車にも何回か乗った。
　ブロネイ駅は当時と変わっていないが、貨車もあったりして今よりもう少し雰囲気のある駅だった。

どこの鉄道だろう側面にCEGとある客車。

これはエイグルのAOMCから来た客車。

動いていた蒸機は元フルカ鉄道の3号機。

18年前のブロネイ駅構内には貨車もいた。

　やって来たのは今回も展示場構内で動いていた元ローザンヌ市電の28号である。
　沿線唯一の見せ場であるアーチ橋に差し掛かると、電車を一旦止めて写真を撮らせてくれた。

沿線随一のビューポイントで停車、ファンサービスをしてくれた。

28号電車の車内。

　前回もっとも驚いたのはこの客車である。なんと1.2.3等手荷物合造車である。車体の標記はABCDF15と読める。
　ボギー車で車掌室らしき窓もあるから日本式にいえばホイロハニフだ。嬉しいことに今回も蒸気列車の客車の一両がこれだった。

初めて目にした1.2.3等手荷物合造客車、18年後の今も元気に動いている。