ダージリンの町と同様、カルシャンは山の尾根に広がる大きな町である。写真の背後に見えるような大きなビルもある。ちなみに麓のスクナあたりから山上のこの町が見える。下山したあとで教えられた。
　午後2時半、ようやくカルシャンに着いた。シリグリを出発してから6時間が経過。走行距離49Ｋｍ、平均時速8Ｋｍだった。列車のチャーターはここまで、ここから先は蒸気列車が定期運行している。


　到着後しばらくしてダージリン行きの1Ｄ列車が入ってきた。途中で追い抜くはずの列車が後から来た、1時間半以上遅れている。スイッチバック式の駅なので一旦シリグリ方向へバックしてからダージリンを目指す。

　ようやく機関車が先頭になって目抜き通りへと入っていく。上図のガソリンスタンドとあるあたり。

　推進運転で雑踏の中へ分け入っていく。あわてて飛び乗った乗客がなかなか車内へ入れない。

　乗客相手の物売り。手前がナッツ売りで、奥がお茶売り。

　シリグリ方向（左）から来て、駅（右）へ一旦突っ込む。発車するときは推進運転で本線へ戻った後ダージリン（下）へ向かう。