ダージリン駅に掲示された料金表

　機回り線のすぐ横には露店が出ていて、すぐ横を機関車が通過しても気にする風もなく座り込んだまま商売をしている。

　乗客が下車していなくなった隙にちょっと失礼して車内へ。先頭についた機関車のキャブ内がまるまる見える。あそこなら240ルピー払っても惜しくない。

前向きに列車の先頭に立つと、帰り支度完了である。

駅舎の反対側の線路を使って機回しをして、

　切離された機関車はそのままカルシャン方向へ進み、

　グームで折り返すファーストクラスだけの観光列車が到着した。
　ジョイライド・トレインと名付けられたこの列車は、バタシアループで観光停車したあと、ここグームで約50分滞在して引き返す。ツアー料金は240ルピーとジャルパイグリまでの１等運賃に匹敵する。一日３回の設定だが運休することもあるようで、この朝８時の列車は動かなかった。
　時間をつぶす乗客のために、構内の一部を仕切って保存車両を展示した小公園と駅舎二階の資料館がある。入場料は20ルピーでめっぽう高い。