ドイツ西北部の旅

2011年4月22日〜5月3日

 一昨年に続いてドイツを旅行した。今度はハンブルクからブレーメン周辺にかけての湿原地帯でターフ(泥炭の一種)を運ぶトロッコ鉄道を見に行こうという企画がありそれに乗った。
 大阪の友人と先ずフランクフルトへ飛び、オランダに近いアーヘンへ寄ってからハンブルクへ向かった。ここでベルリン在住の友人と合流し、彼の案内でレンタカーを駆使して一週間あちこち見て回った。
初日はアーヘンまで

 今度はANAで直接フランクフルトへ飛んだ。ヨーロッパへは何度も行ったが、アジア系の格安便にしか乗ったことがなく、これが初めての日本キャリヤー利用である。
 といっても奮発したわけでなく安いフライトを探していたら、これが中国国際航空に次いで安かったからである。安いのには訳があって往復とも成田経由、トランジットで2時間ずつ待たされた。
 同じANA便で関空からの直行便もあるが、これは安くない。聞けばこっちはルフトハンザが運行するコードシェア便なので安くならないのだとか。

無難なビジネスホテルを予約しておいた。

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アーヘンの近郊にあるこの鉄道を見に行った。

アーヘン駅前には裸馬の群像がある。

 アーヘンは中都市であるが駅舎は石造りの堂々としたもの。
 ホテルはBooking.comという予約サイトで日本から予約しておいた。Ibisというホテルチェーンのビジネスホテルである。

定刻の19:45、アーヘン中央駅に到着した。

空港駅17:09発のICEに乗る。

初めてANAの便でヨーロッパへ行った。

こういうのをフェルトバーンといい、それを見に行った。

 ドイツへ着いてその日のうちにオランダ国境に近いアーヘンまで行った。実は浅学にしてアーヘンなる町を知らず、近郊に保存鉄道があるのでそれなら世界遺産のある町で泊ろうと考えたのである。
 ガイドブックでは大聖堂のある古い街としか紹介していないが、第二次大戦の激戦地として知る人ぞ知る有名な町だった。遠すぎた橋という映画の舞台になった町だとも聞いた。
 ここで一泊して翌日の午後保存鉄道の走る町へ向かうことにした。

 フランクフルト空港駅の長距離列車ホームからICE特急に乗る。途中ケルンでRE急行に乗換えて午後7時過ぎ、アーヘンへ着いた。フランクフルトから2時間半の鉄道旅行である。