駅前に古めかしいガソリンスタンドがあると思ったら、既に廃業していて修理工場が保存している施設だった。

　ブルフハウゼン･フィルゼンは鉄道線路を挟んで南のフィルゼンと北のブルフハウゼンが一緒になった町。市役所は二つの町の中間にあるが、教会を中心とする市街地は北と南に分かれている。保存鉄道は南のフィルゼンを囲むように走り、泊ったホテルも教会のすぐ南にあった。

　この町の教会はロマネスクの古めかしいものだ。側面にはロマネスク特有の小さな窓を埋め細長い窓に直した跡が残っている。古い塔の上にはゴシックの高い尖塔を載せている。

教会の庭にあった犬のトイレ。
ビニール袋を取り出して下の
ポストに入れる仕組み。

町の教会は恐らく千年近く前に建てられたのを、後年ゴシック様式に改修したと思われるものだった。

町の中央広場に面した一角、左の民家の窪みはバス停の待合室。

ホテル横の事務所風の建物の前にあったのは古めかしい手押しポンプ。

これはコーヒーハウス。

昔のままのスタイルで保存されているＧＳ、店内は自動車関係のアンテークショップ。隣の旧サービスヤードを使って整備工場を営業中。

ブルフハウゼン・フィルゼンの旧駅舎。

　二つの町の中央を貫く標準軌の鉄道も通常運行は既に廃止され、週末だけ鉄道保存会の手で古い気動車を走らせている。

フィルゼンの町の中央の丘に教会がある。

フィルゼンの市街図。東西に走る鉄道の北にあるのがブルフハウゼン。

坂道を下ると地下室の入口がある。