5月28日

　ドーハから6時間、午後２時にベルリン・テーゲル空港に着いた。大都会ベルリンの空港とは思えないコンパクトな空港だ。
　西ベルリンが陸の孤島だった頃、西側の輸送機が毎日ピストン空輸で物資を運び込んだ空港だと思うと感慨深い。
　地下鉄もリムジンバスもないく路線バスで25分、旧西ベルリンの中心ツォー駅前に着いた。

　少し遅れて着くメンバーを除く４人でホテルの外へ食事に出た。教会の時計はすでに午後８時10分である。日没は午後9時過ぎ。
　ホテルの近くの適当な店に入った。ビールを注文したらいきなり「ナマビールカ？」と日本語が返って来た。
　今回の旅行中、食事はどこも概してしょっぱかったがここは、スープもメインも特に塩辛かった。

空港から路線バスでベルリン市内へ。

　ツォー駅の正式名はBerlin Zoologischer Garten、繁華街クーダムの最寄り駅。さしずめ銀座に対する有楽町のような駅だ。統合前はこの小さな駅がが中央駅の役割を果たしていたという。ツォー駅からＳバーン（国電）で新しくできた中央駅まで数分。

今回の旅行で唯一の四つ星ホテル。

　ドレスデンの集合場所にしたのはノイシュタット駅前にある四つ星ホテル。格調高いホテルで値段も高かったが何せ不案内な土地での集合、そこは目をつむった。翌日以降はここの半額もしくはそれ以下のホテルばかりだった。

　16：54発の列車はブダペスト行のＥＣ特急。客車はハンガリー国鉄のもので、ベルリンからドレスデンまでノンストップ。　
　２時間後、ドレスデン中央駅到着。16年前のひどい駅は見違えるほど明るく立派になっていた。後方へ回ると国際特急だというのに自転車を降ろす人たちがいた。

何層にも重なったホームが見下ろせる。

二階フロアから外部を見る。

正面玄関を入った一階コンコース。

外から見た中央駅の一部分。

空港からバスでツォー駅前についた。

Ｓバーンに乗り換えて中央駅へ移動。

なかなかお洒落な店構えだが、この店のビーフストロガノフはかなりしょっぱかった。上に乗っているのはポテトを潰して揚げたもの。

ドレスデンでは自転車を降ろす人も。

ブダペスト行の特急列車に乗る。