６月１日

　汽車の車庫があるミューゲルンという町で２泊したが、街道沿いの典型的な田舎町だ。それでも町の中心には広場があって小さなホテルとレストランが一軒ずつある。
　たった６人の一行がそのホテルに泊まりきれなくて、街外れのペンションと分宿することになった。
　街道に面した家並は味も素っ気もない町だが、広場に面した一角だけは絵になる表情を見せている。

　広場に面したホテルで泊まれなかった３人は、メルヘンチックで雰囲気も悪くないペンションへ。オーナー夫妻も親切で朝食も悪くなかった。
　一つだけ大問題、なんと用意された部屋はダブルベッド。この部屋しかないといわれては我慢するしかない。二人で一泊朝食付6,000円。

男二人がこのベッド。

宿の主人も親切で、朝食も悪くなかったが…

街外れのペンションで２泊した。

これはどこにでもあるわけではない。

そして噴水もある。

広場の近くには必ずある教会。

　この町で夕食にありつけないと昨晩食べたオーシャッツまでまた30分走らなければならない。
　ようやく一軒だけ営業中のレストランを見つけた。ここでも名物料理はアスパラガス(Spargel)、ということで今晩もまたアスパラ料理。

町でたった一軒営業していたレストラン。表の看板にはアスパラガスの文字が。

街道に面した家並はそっけないミューゲルンの町。

広場に面したひときわ大きな建物はやはり町役場だろうか。

どこの町にも必ずある中央の広場。ここだけは絵になる家並だ。