夕食はホテル近くのタベルナで。奥がトマトにご飯を詰めたトマトライス。ここでもワインを500ccつけて２人で2,200円と安かった。

オリンピアの駅は廃駅とは思えないほど素晴らしい。

　パトラはペロポネソスというより西ギリシャ最大の都市で人口26万、ギリシャで３番目だという。パトラ駅はその玄関口にしては小さく貧弱である。

夕食は午後７時半からタベルナで。

部屋のテラスで昼下がりからビールタイム。

日本から予約したHOTEL NEW OLYMPIA。

競技場遺跡の入場門。

オリンピア遺跡。

オリンピアは人口1000人ほどの小さな町。

言うまでもなく世界的な観光地である。

　オリンピアはピルゴストいう町から15キロほど内陸に入ったところで国鉄の支線もある。駅で貰った時刻表を見ると運転本数は１日５回。間もなくやって来るはずの列車がなかなかやって来ない。30分近く待ったあと近くにいた人に尋ねたら２か月ほど前に廃止になったとのこと。
　瀟洒な駅舎はピカピカだし線路に雑草も生えていない、ホームのベンチには人もいる。これでは廃線になった駅とは到底思えない。諦めてホテルを探し4月というのに30度の炎天下だったが遺跡と博物館を見学することにした。

アテネ行の普通列車が停車中のパトラ駅、左に保存機関車がある。

パトラの港からはイタリア南部へ渡る国際フェリーが就航している。

パトラの駅は大きくない、間もなくアテネ行が到着する。

４日目(4月29日)　オリンピアへ

ディオニソスをあやすヘルメス像。

椅子も貸し出すらしい。

　カラブリタで２泊したあと再び海沿いの道を西へ。パトラという比較的大きな町を経由して宿泊予定地のオリンピアへ向かった。

　鉄道巡りの旅といいながら列車は来ない。午後２時を回ったばかりだったがホテルへチェックインして遺跡見学に出かけることにした。
　ホテルはなぜかオリンピアとアテネだけ日本の旅行社で予約しておいた。メモを見るとツインルーム朝食付で5,400円(１人2,700円)と安かった。

　博物館の入館料は2,000Dr(700円)。遺跡と別に支払っていないので共通だったのか、遺跡は無料だったのか。