下山はたった２時間
　列車で８時間、ジープでも通常３～４時間はかかる、というダージリンからの下山はなんと２時間だった。７時半頃にはふもとに着きたいと、ホテル前を早朝４時半に出発。メインルートから外れたやや細い道を下る。対向車が来たらそのつどバックするような道だったが、快適にぐんぐん降りたら予定より１時間も早く下りてしまった。

深夜の飛行機を待たされる
　前に書いたようにデリー発着の国際線は西行きも東行きも深夜に集中している。私たちの乗る便も午前２時10分発だ。一旦ニューデリー市内まで行ってゆっくりと遅い夕食をとる。
　ここでももちろんインド料理だったが、山の上の料理よりうんとおいしかった。（私の口に合った）入口のドアボーイがなんともインドっぽい。

手書きのボーディングパス
　バグドグラからデリーへ戻るデカン航空のボーディングパスはなんと手書きだった。機体はエアバスＡ320でまともだった。

深夜だというのにデリー空港の国際線出発口は大混雑。やっぱりインド人はターバン姿ががよく似合う、ダージリンでは見かけなかった光景だ。

メチャクチャ厳しいバグドグラ空港
　デリーで国内線に乗るときも厳しかったが。バグドグラの厳しさはそれ以上だった。ボーディングパスにも３個のスタンプとボールペンチェックが見える。駐機場にもテント張りのチェックポイントがあってスタンプを押された。

往路２時間、帰路４時間のナゾ
　往路のジェット・エアウェイズは２時間だった。帰路も直行便のはずだが４時間もかかる。ツアコン氏もしきりに首をかしげている。現地旅行社は間違いなく直行便と言ったらしい。
　結論をいうと、バグドグラを飛び立った飛行機はデリーとは逆方向へ飛ぶこと１時間、ガウハーティ(Gauhati)という町に寄ってからもと来た道をデリーへ向かった。
　旅行社のいう直行便というのは乗り換えなくてもいい、という意味だったらしい。