12月４日、バグドグラを離れる

　最終日は空港へ行くだけである。午後２時の便だが２時間前には行く必要があるという。少々時間があるのでスクナ寄りの街道脇で下り定期列車を狙うことにした。

　２時間遅れでようやく搭乗したエアインディア880便はエアバスA320、珍しく後部ドアも開けてくれたので後から乗り込んだ。結局離陸したのは16時でデリーまで2時間のフライトだった。

　ターミナルビルの前には例によって怪しげな空港職員が待ち構えていて、われわれの荷物を勝手にカートで運んで荷物検査を通してしまった。
　チェックが終わると厳重に封印されてしまい、荷物の整理をする余裕もなかった。
　チケットを持たないガイドや運転手はターミナルビルに入れないので、ろくに挨拶を交わす暇もなくカートの後を追いかけていくしかなかった。

国内線ながら搭乗２時間前に空港に到着。

走る列車と標識の絵柄があまりにもミスマッチ。

別の学校へ徒歩通学する子も。

遅れのせいか機体前後にタラップを付けてくれる大サービスだった。

午後４時半に出た機内食。

エアインディアAI880便。

まずまずスムーズだったチェックインカウンター。

２階レストランで時間を潰す。

　ターミナルビルの１階フロア、左奥がチェックインカウンターで手前に少し見えているのが手荷物セキュリティチェックの装置。

手荷物を厳重に封印された。

子牛を連れて散歩中…のように見える。

いつまで待っても列車は来ない、こんなことをしながら時間を潰すしかなかった。

マイカーによる送迎も目立つパブリックスクール。

シリグリから数キロ先の街道脇で列車がやって来るのを待った。

　近くに学校があって次から次へと黄色のスクールバスがやって来る。乗用車で乗りつける子供も多い。デリー パブリックスクールといって上流家庭の子女を対象にした英国式の私立学校のようだ。黄色のスクールバスでも校門の前を通り過ぎていく他の学校のバスもあった。