12月5日、成田を経由してLCCで関空へ

　デリー空港は素晴らしく立派になって国際線乗り継ぎもまったく迷うことなくスムーズ。８年前の狭くて埃っぽくて混雑した空間は一体何だったのか。

眼下に羽田空港を見ながら西へ向かう。

富士山がきれいに見えた。

　デリー・成田間は往路９時間かかったのに帰りは６時間半で着いた。偏西風の影響にしても随分違う。もっと遠いヨーロッパ便より差があるのは北極経由と赤道経由の違いだと後から聞いた。
　成田には翌朝８時に到着。そのまま自宅へ戻れる他のメンバーと違って、自分一人だけもう一っ飛びする必要がある。しかもその国内線は４時間後。
　関空行のLCC格安航空は新設の第３ターミナル発着。地上歩道を630メートル歩かされる。案内書には徒歩15分、バスもあるがそれも15分と書いてある。
　やって来たLCC専用ターミナルは郊外にあるショッピングセンターの駐車場ビルの内部のようだった。

10分歩いてLCC発着の第３ターミナルに到着。

国内線の土産物コーナー。

　デリー到着が２時間遅れたとはいえ成田便の出発までは３時間もある。
　同行者には悪いがちょっと別行動をとってプレミアムラウンジでくつろぐ。

　このジェットスター機に乗り込む。タラップもそこへ案内するアコーデオン式の風防通路も、明らかに格安航空用の安っぽいバージョンだ。

国際線のLCC航空機がずらりと並んでいる。

　12時になってようやく機上の人となって大阪へ、といっても格安航空は関空発着のみ。伊丹空港至近のわが家はさらに１時間半もかかる。

通路はショッピングセンターの駐車場のよう。

レストランはまるで高速道路のサービスエリアのよう。

簡素な出発ゲートの案内表示と味気ない通路。

ゲート前のロビーまで来るとそこそこまともなつくり。

デリーのプレミアムラウンジ、場所が分からなくて困る空港が多いがデリーではすぐ分かった。

デリー空港へ到着して国際線ロビーへ向かう。

８年前はこんな風だった。

国際線の免税店街の一角ではこんなこともやっていた。