午後5時40分、定刻通り竹芝桟橋に到着。ここから浜松町駅までは歩いても知れている。
　下船後は他のメンバーと挨拶をすることもなく、慌ただしく駅やタクシー乗り場へ向かった。

　２度目のさるびあ丸でいよいよ東京へ向けて最終航海、途中伊豆大島に寄港して竹芝桟橋まで６時間弱の船旅である。

　土産など買って帰らない主義だがくさやとツバキ油と新島ガラスだけ買った。くさやは現地で一度も口にすることがなかったので瓶詰を買ってきた。大昔に一度だけ口にしたことがあるものの、ビンの蓋を開けただけで思った以上に臭い。右の激辛とある方は辛さは大したことないが匂いがきつくほとんど食べられなかった。左の方はそれより若干マイルドだが2カ月経った今も食べきれず約半分残っている。
　ツバキ油は利島のＪＡ売店で求めたもので精製したスプレーの小瓶。買って来なくていいと言っていたカミさんも気に入ってくれたようだ。新島ガラスは新島特産の抗火石（コーカ石）を原料とする珍しいものと聞きペーパーウェイトを一つ買った。

　船が定刻に着いたのでその日のうちに大阪まで十分帰れたが、何があるか分からない船旅ゆえ東京で後泊することにしておいた。ツアー自体は８泊９日であるが前後泊を含めると10泊11日の大旅行だった。

新島で買った瓶詰のくさや。

ツバキ油のスプレーと新島ガラス。

あわただしく下船する。

伊豆諸島全島めぐりの旅はここまでです

竹芝桟橋にはボーディングブリッジがある。

右手に見えているのは何という橋だろう地図を見ても土地勘がないのでよく分からない。スカイツリーが見えているが。

田町、芝浦付近の高層ビル群を眺めながら行く。

側面に大きく東京海洋大学と書かれた船。

　右手に房総半島の先端が見えて東京湾へ入る。飛行機のように現在地を示すディスプレイがあった。

右手に房総半島が見えて東京湾に入って行く。

客船はやはりオレンジ色より真っ白なのがいい。

さすが東京湾口、後続船が多い。

左手には三浦半島が見える。

さるびあ丸で東京竹芝桟橋へ

レインボーブリッジの下を通過すれば東京港である。

ジェットフォイルのセブンアイランド虹とすれ違う。

東京湾アクアライン海ほたるの横を通過する。