| 台湾の平渓線の沿線には小さな炭鉱がいくつもあった。台北の町から山越えをすると平渓線の終点菁桐駅はびっくりするほど近い。17年前には細々とではあるが採炭を続けている炭鉱があった。 |
1991年3月24〜25日
台北の市街地を抜け山あいの道を30分も走ると突然道路端にレールが現れた。これが台和煤礦のトロッコ軌道で、吊橋を渡った対岸の炭鉱から鉱車をホッパーまで押してくる線路だった。
街道側から坑口を見る。
街道の横に敷かれた手押し軌道。
吊橋は中央が高く鉱車は途中から下り勾配を行く。
吊橋を渡り終えるとそこはもう坑口。
ホッパー投入口へやってくると、
おばちゃんが一人で、
軽々と傾けて石炭を落とす。
上屋のかかるホッパーから対岸の炭鉱坑口が見える。
鉱車が吊橋を渡って、