神戸北農協バス停〜志久峠〜神戸電鉄箕谷駅　９キロ

2009.8.31

　まだ８月だが、思いのほか涼しかったので５月に歩いた続きを歩く。この日の最高気温は27度だった。ＪＲ三田駅前から２時間に一本のバスで40分、前回の終点から歩き始める。
　期待したコースではなかったが、それにしても面白くない道だ。眺望がきかない石ころだらけの道をブヨを払いのけながらひたすら歩くだけ。途中ビューポイントがあるわけでもなく社寺もない。しいて言えば大杣池だがありふれた溜池である。
　

　志久峠は中ン峠ともいうらしい。ここから南が攝津、北が播磨という国境の峠である。標高500メートルだが眺望はまったくない、雑木林の中の緩やかな鞍部である。

　何の変哲もない山の池だが実は1300年も前に作られた県内最古の人工池だそうな。
　周りにあるはずの公園施設はまったく目に入らない、静かな山の湖である。

神姫バス神戸北農協前バス停から歩き始める。

　大杣池を取りこんっだ神戸青少年公園まで３キロ車道を歩く、かなり手前にゲートがあって公園の敷地になる。
　といっても、公園らしきものを目にすることはなく池の堰堤に出てそのまま樹林の中へ入っていく。

　このコースは志久道といって昔から六甲山地の北と南を結ぶ商業ルートだったという。そのわりに石ころが多く荒れている、歩きにくい道だ。