小さな待合室を差掛け屋根がコの字型に取囲んでいる。

　駅舎のつまらない写真ばかり並べたが、周囲を差掛け屋根が囲む駅らしい構造に興味を持つ人もあろうかと思って取り上げてみた。

ＲＭライブラリー��77から。

昼間の列車でもかなりの利用者がある。

1965年10月　差掛け屋根が周りをかこむ飯室駅

　飯室駅は直江津へ直行する道路と鉄道とが一緒になるところで、ここから浦川原までは道路と並行していた。
　道路はまだ未舗装だったが数年後には舗装され鉄道もここで打ち切りになった。
　飯室駅ではこのあと何度も写真を撮っているがこれが最初だった。

バス道路に面した飯室駅の反対側は一面の田んぼで駅舎を遮るものはない。

上り列車到着。

運んでいるのは布団袋だろうか。

道路に面した宿直室部分の大きなガラス窓は自動車の跳ね石を避けるためかトタン板で囲われている。