2011年7月23日

向こうの建物が宿泊設備もある温泉。

　真室川音頭と梅で有名な山形の真室川に加藤のＤＬが走る公園がある。昔この町に森林鉄道があったという縁で梅里苑という温泉施設のある公園にレールが敷かれた。
　森林鉄道が走っていたのは奥羽線の一つ北寄りの釜淵駅。真室川営林署に延長28キロの鉄道があったが昭和37年(40年？)に廃止になった。
　梅里苑の鉄道は公園敷地のほぼ半分を囲むように森の中をうねうねと敷き回され、一周約1キロのエンドレスになっている。

　説明板にはこの機関車が真室川で動いていたように書かれているが、実際は秋田の仁別森林鉄道にいた加藤製作所の５トンを持ってきたらしい。

一周１キロを約10分で戻ってきた午後３時の最終列車。

週末といえども２時間に一回しか走らない。

列車は森の周囲を走るのでＳカーブの連続である。

森林鉄道は二つの峠を越えるので結構長いトンネルのあったことがわかる。