尾小屋鉄道の残像

尾小屋駅の跡地は今…

現役時代のキハ2。

現役時代のホハフ7(車体更新前の姿)。

 構内の一番奥まった所に2棟の倉庫が建っている。手前に草に埋もれたレールが伸びているがそれもわずか。
 この中に尾小屋鉄道の気動車と客車が1両ずつ保管されているはずだが、中を覗くことはできない。
 赤門軽便鉄道保存会が所有管理するもので、かつては年数回引きだされていた(守る会のFacebook)というが、10年ほど前からこの状態が続いているらしい。
 車庫の前に運転台部分だけをブルーシートで覆われた機関車が1両置かれている。今ならまだレストアできそうだがこのまま朽ちてしまうのだろうか。

 鉱山記念館から商店や民家が建ち並んでいたはずの道を1キロほど下った所に尾小屋駅があった。駅前だったと思しき一角にバス停があって一日3回路線バスがやってくる。
 運行しているのが旧尾小屋鉄道の後身である小松バス。
 

車庫の前に置かれたDC122.

現役時代のDC122。

車庫の前に雨ざらしのままのDC122がある。

左の車庫にはキハ2、右にはホハフ7がいるという。

駅構内の面影は残るが駅舎も人家も深い森に変ってしまった。

左と同じ場所の昔の夜景。

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昔の尾小屋駅は谷川を跨いだ橋の上に駅舎があった。駅前には旅館があって泊ったこともある。

尾小屋バス停に停車中の小松バス。

今も僅かに民家が残るが無住戸が多い。

バスは一日3便。

50年前の尾小屋の家並。