機関庫の前にはアマチュア集団のものとは思えない重機が並ぶ。

2010年5月28〜30日

　成田空港近くの観光牧場の一角で２フィートゲージのエンドレスレール上をミニサイズながら本物のＳＬやＤＬが毎日走っている。
　日本最古の趣味団体である羅須地人鉄道協会(RASS)が今も建設を続けている保存鉄道で、普段は牧場職員がＤＬ列車を走らせているが、年10日ほど会員の手で蒸気機関車を走らせる。

　機関車のレストア、線路敷設、車庫の建設と会員のやるべき仕事は多く、機関庫では金曜日の午後というのに会員の一人が黙々とＤＬのレストア作業をを続けていた。

蒸気鉄道らしく枕木を組上げた上に給水タンクもある。

たった一組のカップルだけのための貸切列車になることもある。

5月とはいえ平日に訪れる人は少ない。

訪問者の目に最初に飛び込んでくるのがこの景色、メンバーのセンスが光る。