陶土工場の横に広がる貨物ヤード。

　ネビッツェンで分岐したケムリッツ線は並行する道路を横切り左へカーブしながら緩い勾配を上っていく。分岐から2.7キロ、丘を下った所に小さな集落と大きな工場がある。
　よく整備され雑草も生えていない線路はカーブしながら２本に別れて一本は工場内へ、左の線路はそのままカーブしながら道路沿いの広いヤードに達している。
　工場はKemmlitzer Kaolinwerkeという陶土工場で入口に鉱山ロコが保存展示されている。

陶土を採掘した跡地…と思われる。

放り出されているナベトロ。

かつてはケムリッツからさらに先へ路線が延びていた。

　陶土工場の入口に保存されている鉱山電機。
　ＶＥＢというメーカーで1965年に製造され、1992年まで使われていたらしい。

工場の入口に置かれている鉱山ロコ。

　使われることのない広いヤードに車両の姿はないがいつ列車がやってきてもおかしくないほど整然としている。
　線路はさらにその先へと続いているが、こっちは明らかに廃線跡だ。

よく整備された線路が工場構内へ続いている。