2008年3月12日

　沙湾の町で昼食をすませたあと、町はずれにある駅に行ってみた。
　ちょうど成都南行きの列車が到着するところだった。


　中国らしい長い編成の列車が着くとホームは乗降客であふれた。

上りは13：13発だけ、下り普雄行きは11:58発だけしか列車がない

　何百人も入れる広い待合室である。昔にぎわったというより、今も一日２回だけ確実ににぎわう場所。

　駅は町の中心から遠く、貨物ヤードのガードを潜ったさきの狭いところにあった。駅前広場はバスがやっと方向転換できる程度しかない。

成都南までここから４時間43分かかる。

　駅は無人化されていて客車一両ごとにいる車掌が発券している。


　後でわかったことだが沙湾に停車する列車は上下各一本づつしかないのだ。