昔は自転車王国といわれた中国。ここ成都に関する限り電動バイク王国である。朝の通勤ラッシュ時は大変な数のバイク、バイク、バイクそしてわずかに自転車。

　ここに見えるバイクの90％またはそれ以上が電動バイクなのだ。左の自転車タイプは無論のこと、下のスクーターも全部電動バイクなのだ。
　自転車タイプのものは漕がずに走るし、スクーターも音もなく走り去る。信号が変わりバイクがいっせいに走り出しても実に静かなのだ。

　そして日本ではまず見かけなくなった手漕ぎの三輪車もある。なつかしい〜。

　なぜか右折レーンが信号待ちをする歩行者の後ろにある。信号待ちしている背後をバイクが音もなく通過するのは不気味であり、どきっとさせられる。