15年前と同じように、グリンデルヴァルト行とラウターブルンネン行を併結した長い列車だったが、編成には底床電車が組み込まれていた。
　電動車のあとにオープンデッキの客車が連なる列車はもう見られないようだ。その客車はドイツのブロールタール鉄道で動いていた。

　モントルーからMOBのパノラマエクスプレスでツヴァイジンメンへ抜けたあと、時間に余裕があったので久しぶりにインターラーケンへ寄ってみた。
　ブリューニッヒ線とBOB線に接続するインターラーケンオスト(Interlaken Ost)駅は昔のままだったが、そこで見た両線の車両はすっかり様変わりしていた。

2軸の1・2等合造客車。側面にFURKA-BERGSTRECKEとある。

こちらは3軸の客車。側面にはＢＯＢのロゴ。

スイスで全滅したかの感のある手荷物輸送もここでは健在だった。

オープンデッキではないが客車自体は新旧塗装交えてまだ現役。

プッシュプル列車最後部の制御客車。

低床電車を先頭にインターラーケンオストに到着した列車。

10分後折り返していく併結列車の先頭は在来の電動車だった。

右上の車両よりやや角ばったスタイルの新しい電動車。