到着した電車、パンタグラフがやけに大きい。

トレーラーかと思ったら運転台つきの立派なクハだった。

　スイス旅行がついフランスまで足を伸ばした。シャモニーにも登山電車があったはずだが、案内板も何もない。駅前の店で地図を立ち読みしてようやく見つけた。
　何と駅前広場横の跨線橋を渡った裏手に登山電車CMの駅があった。駅裏とはいえ立派な駅舎、モンタンベール鉄道とある。BVBの山上線と同じでホームへ入れない。踏切横からのぞいて見たら構内は空っぽだった。
　やがて山の上から２両編成の電車が続行で下りて来た。後ろに小さなトレーラーをくっつけている、と思ったらそいつが立派な制御車、発車するときには先頭に立った。

モンタンベールから電車が下りて来た。踏切内も当然ラックレールが。

前から覗き込んだらラック装置がよく見えた。

国鉄駅の真裏にあるCM鉄道のシャモニー駅。

奥のほうにもう一両電車が見えたが近づけない。

コイツも現役の制御車だろうか、それにしてもペッタンコだ。

向こうにぽつんと客車が見えるだけで空っぽの駅。

駅舎の横に展示されているラック式機関車。