国境の駅、シャトラールでは10分停車。もちろんパスポートコントロールなどはなく、対向列車との離合と乗務員交代のための10分間だろう。
　国境を越える国際列車は本数が限られるものだが、ここではほぼ全列車が直通している。時刻表をよく見ると全部季節列車の印がついていた。
　乗った電車がシャモニーに着くのは15時26分、季節列車の印ばかりついた時刻表を見ながら、帰りの電車があるかどうか、実はハラハラし通しだった。何しろ時刻表の注釈はすべてフランス語でまったく分からないのだ。

シャモニー駅の側線、普段は通電していないのだろうか。

シャトラール駅には架線が張ってあった。

スイスへ向かう小さな国際列車。これはSNCF所属だが、同型同塗色の車両をMCも持っている。

シャモニー駅の正面。CM鉄道の乗場は駅の裏側にある。

シャモニー駅構内は第三軌条のまま。通路のすぐ横まで来ている。

パンタを降ろして進入してくるSNCFの電車。

ドクロマークの看板はあってもすぐ先の第三軌条はむき出し。