2009年2月21日

　奈良と三重の県境にある独立峰の高見山は一度は登ってみたかった山。単独登山ても特に危険はない山だが交通不便でなかなか機会がなかった。真冬の霧氷を見に行くというハイキング仲間の企画でその機会がやってきた。総勢７人、スタッドレスタイヤ付のレンタカーで大阪梅田を出発した。

標高　1248メートル

ここまで60分。

　このバス停まで霧氷シーズンの土日だけ榛原から直通バスがある、普段は途中で２回乗換えの路線バスが日に数回あるだけという。

振り返れば眼下にふもとの集落。

尾根筋に出れば気分のいい平坦な道に。

このあたり古市といって昔、市が立った所という。

街道にしては急な石畳の道がしばらく続く。

旧街道らしくところどころに案内板が出ている。

　登山道は途中まで旧伊勢南街道そのもの。街道歩きをする時はもう一度この道を辿るのか。

きれいに整備された登山道の入口。10時45分スタート。

林道へ出たところが小峠。ここから大峠までは林道沿いの平坦なコースで気分よく歩ける。

小峠の鳥居をくぐって山頂へ向かう登山路もある。

　登山口バス停に雪がないのは当然として、小峠まで来てもまったく雪がない。吹き抜ける風だけが猛烈に冷たい、というわけで山頂へは大峠経由で向かうことにした。暖かそうな陽だまりに見える峠だが、雪はなくてもその寒いこと。