東海道

2010年11月27日　元箱根まで16キロ

小田原宿～箱根宿　四里八丁　

　大磯から小田原まで歩いて一ヶ月、今度は小田原から箱根宿を目指す。距離は17キロとそこそこだが標高差は720メートルもある。旧道のバスは30分毎にあり、畑宿で打切ってもいいと気楽に歩き始めた。

小田原駅をスタート。

復元された天守閣より立派な城郭建築は国道一号線に面した「ういろう」の外郎屋本店。関東大震災までは八つ棟の大店だったという。

天守の南に回り込んだら崩れた石垣が散乱していた、「崩れしままの石垣に天守はひとり何思う…三橋美智也の歌詞そのもの。

一ヶ月前には西日を受けていた城が今日は朝日を浴びている。

お城のような外郎屋も元来は薬屋だが、その斜向かいにある伝統的商家建築の薬商。古くからの城下町らしい薬屋。

　薬屋が城下町らしい店舗を構えれば、小田原ではベーカリーも伝統的商家の店構えである。

ここがパン屋の店先とは思えない。

東海道筋へ出る前に一応小田原城に敬意を表して…

昭和35年に復元された天守閣下まで行ってみる。