鶴ヶ城は外せない

　街歩きでも鶴ヶ城を外すわけにはいかない。明治７年取壊された天守閣は昭和40年に鉄筋コンクリートで再建された。それが昨年リニューアルされた。

　会津若松は来年の大河ドラマ「八重の桜」で町中が盛り上がっている。のちに新島襄と結婚する山本八重は会津藩砲術家の娘で、戊辰戦争の際はこの城に立てこもって戦ったという。

天守閣から会津若松の中心市街を一望する。

茶壺櫓跡から北方向に廊下橋が見える、右は二の丸跡。

翌日天守閣へ上がった、本丸庭園越しに飯盛山方向を見る。

東の外れにある茶壺櫓跡まであがってくる人はほとんどいないが、天守閣が良く見える。

　帯郭の鉄門を潜る。戊申戦争のとき城主はこの門の陰に畳を敷いて官軍の砲撃から逃れたという。
　それが松平容保だったかどうかは聞き忘れた。

天守から続く帯郭、この鉄門を潜って本丸御殿跡に出る。

　市街地側からの入口は北出丸。椿坂から本丸へ向かうのがポピュラーな順路。石垣越に天守閣がのぞく。