2007年7月16〜17日
アン鍾乳洞のシャトルトレイン
| ベルギーの南東部、ブリュッセルとルクセンブルクの中間あたりの、なんとも説明しづらい場所にこれから紹介するメーターゲージの二つの鉄道がある。一つはアン鍾乳洞(Grottes
de Han)というレジャー施設で、洞窟の入口まで観光客を運んでいる。もう一つはそこから30ｋｍほど北にあるＴＴＡ保存鉄道(Tramway Touristique
de I'Aisne)で、4月から10月の間だけ運転される。 両鉄道とも、今は沿海部にだけ残る私鉄SNCVが廃止した路線の一部を使って当時の車両を走らせている。動いているのは同一形式のディーゼルカーだけで車両に変化はない。いずれも1935年頃作られた長さ８ｍ足らずのかわいい四輪気動車である。 車両の詳細等について湯口徹氏が同志社ＯＢ会の掲示板の中（07年9月[1035]〜[1064]）で解説されている。同サイトは外部にも公開されているので興味のある方はご覧いただきたい。 同志社大学鉄道同好会ーＯＢ会ＨＰ アン鍾乳洞公式サイト ＴＴＡ保存鉄道公式サイト |
昔、ベルギーは全土にトラム路線網が張り巡らされ
地方の農村地帯では主に二軸のディーゼルトラムが使われていた
その一部が今も元気に走っている
一つは観光施設に組み込まれて、もう一つは保存鉄道として