手前は留置中のCEVの電車。

何というのかガンガン鳴る信号合図の鐘も健在。

　ヴェヴェイからCEV線の電車ででブロネイに着いた。到着ホームの先のほうにこの鉄道の出札所がある。
　明らかにボランティアの駅員にスイスパスを提示してみる、だめで元々だ。しばらく調べたあとの回答は「ＯＫフリーパス」。それだけでなく硬券の乗車券まで発行してくれたのである。

　森の中を10分も走ってスイッチバックするとChaulin駅に着いた。駅といっても車庫の構内にホームと駅舎を作ったもので、回りには保存展示車両がぞろぞろ並んでいる。

車庫にあるChaulin駅に着いた。

　やがて森の中からやって来たのは旧国電タイプとでもいおうか、2丁パンタでトラス棒つきの電車だ、待てよどっかで見たような。公式HPで調べたら旧所属はグリュイエール鉄道で1913年製とある。(95年前の電車？信じられない)
　スイス私鉄電車めぐりのTPF(GFM)でビュール駅の構内にいたやつの僚車だ。こんなことは勿論このページを作りながら気づいたこと、現地では気がつくはずもなかった。

CEVの電車を降りた人がブロネイ鉄道の切符売り場へ向かう。