チンダリア車両工場直下の大崩落復旧個所に差しかかるチャーター列車。
| ダージリン鉄道は大雨による崖崩れで毎年のように不通になる。前回はシリグリからカルシャンまで蒸機列車をチャーターできたが、今回は一部が不通で手前のチンダリアまでならということだった。 知らなかったが2010年6月の地滑りのあと5年間も不通のままで、今年6月に一旦復旧したもののわずか3日後に再び崩落してしまった。その復旧工事もようやく終り、直通列車の運行が再開されることになって12月2日にダージリン駅で全通祝賀式が行われた。 我々が蒸機列車をチャーターしたのはその前日で、祝賀式当日のダージリンには居合わせなかったが翌日車でダージリンへ向かう途中、山から下ってくる祝賀列車とすれ違った。 嬉しいことに蒸気機関車は元気で6両が煙を上げていたし、カルシャンでは本格的な運行再開に向け側線の増設工事が行なわれていた。ユネスコ世界遺産の鉄道として当分は安泰のようだ。 前回（2007年）訪問時の様子はこちら。 |
2015年11月28日〜12月5日
直通運転再開祝賀式の模様を伝える現地新聞
