列車追跡開始、平坦部を街道に沿ってスクナまで

　２台のトヨタ車と一日だけ借りたジープの３台で列車追跡開始。６人で３台の車を使う贅沢なツアーである。
　気を利かせたK氏がフルオープンの車も欲しいと言ったらこのジープが用意された。

チャーターした３台の車で、並走する列車を追い越したりやり過ごしたり。

スクナ駅で停車中の列車に追いつく。

　シリグリからスクナまで約10キロ、ここで機関車に給水し10分ほど停車する。

給水が終われば間もなく発車、先回りするには急がねば。

この日だけ借りたジープ。

待ち受ける列車はなかなかやって来ず、ブロードゲージの貨物列車が現れた。

　最初の撮影ポイントはブロードゲージと平面交差する陸橋の上。10時過ぎにやってくるはずの列車は大幅に遅れ、10時半過ぎになってようやく姿を現した。

鉄橋付近の街道の様子。

放置された古い橋脚。

　列車のスピードは30キロかそこらで大したことないが並行道路は思ったより交通量が多い。先回りしながらの待ち受け撮影はなかなかできない。

ダージリン鉄道らしくない立派な鉄橋を渡る。

　シリグリから約３キロ地点にちょっと大きな川があって立派なトラス橋が架かっている。
　いつ頃架け替えたのかガイドに確認させたら２年前だという回答、もう少し古いような気がするが。
　いずれにせよダージリン鉄道(DHR)らしくない本格的な鉄橋で、これまであまり写真紹介されていない。

待つこと40分、ようやくわれわれの列車が姿を現し1,676ミリゲージの線路を横切る。

幹線道路の陸橋はやたらと交通量が多い。