この日入庫していたのは蒸機２両と数両の客貨車。壁の黒板に現在入庫中の車両番号が書かれている。
　蒸機は795号と805号が整備中で他にオイル焚きの787号が外に放り出してある。これで目撃した蒸機は13両になった。

　手前は鋳型、奥にあるのは原料鉄のインゴット？　795号のナンバープレートも。

木製鋳型、右はなにかのバルブだろう。

　客貨車エリアでは117号客車が車体更新(新造？)中。
柱にCARRIAGE SHOPと書かれたプレートがあり、妻板にもFCZ117と表示されている。

チンダリア車両工場の見学

鍛造エリアにはBLACKSMITH SHOPと表示されている。

別の一角では一人の職人が黙々とロッドにヤスリをかけていた。

　メーカープレートも作ってしまうが、正直にREPRICAと表示している。

鋳型作業を演じる人形。

熔鉄のナベを運ぶトロッコ。

トロッコ用の軌筐。

　山の中にある工場であるが想像していた以上に規模が大きく、新しい工作機械が並んでいる。上を見上げると昔ベルトを掛けて使ったと思われるプーリーが残されていた。

工場の建屋は巨大で、新しい工作機械が並んでいる。

WHEEL SHOPと表示されたエリアには古い車輪に混じって新品台車も置かれている。

　客貨車エリアの外では台車をばらして何やら作業中。横に分解した菱枠台車？が立てかけてあり、線路上には新品と思われる台車フレームが1両分並べてあった。

車輪のタイヤか車軸を磨いているように見える。

建屋に入って最初に目にしたのがこれ、蒸機は795号。

入庫中の車両一覧。

かなり広いスペースの鋳造エリア。

シリンダーカバーが外されている805号。

ロッドとシリンダーキャップが外されている795号。

795号の向こうに台車を抜かれた1等客車。