普段は見られないディーゼル列車

　森を抜け草原を走って来た列車は、ほぼ中間にあるハイリゲンベルク駅を発車するとひたすら道路の横を走り、そのまま終点のアーゼンドルフ駅へ滑り込む。

　ホーム上に置かれているトロッコは、列車がいない間本線上を行ったり来たり。
　何か目的があったのか、それとも遊んでいるだけだったのか。乗用トロッコである。

ホーム端の車庫にレールバス。

列車がいなくなったあと手漕トロッコが行ったり来たりしていたのは仕事か遊びか。

　アーゼンドルフの駅は道路沿いにある。ホーム端に作られた車庫ではウィズマーのレールバスが公開されているが今日は動かない。線路がホームの上に敷かれている。

森を抜け林の切通しを過ぎると広々とした草原へ出る、典型的な絵葉書写真になった。

　もう一両のディーゼル機は終日蒸機列車の補機を務めていた。

機関車を付け替えて帰り支度の終わった列車。ホームに手漕ぎトロッコが置かれている。

普段は見られないディーゼル列車が間もなく終点のアーゼンドルフに到着する。