ケルンから列車でハンブルクへ向かう。やって来たのはコブレンツ発のリューゲン島ビンツ行き。コブレンツもビンツも前に訪れたことがあるので妙に懐かしい。ハンブルクまでは4時間の旅だ。

　潮が引いた海へ大勢入り込んでいる。とんでもない遠浅であるが潮が満ち始めるとあっという間でかなり危険らしい。
　われわれ3人はこんな所まで海を見に来たのではない。ほかに見たいものがあるのだ。

こんな所でのんびりしたいところだが、そうもいかない。

　防潮堤の海側斜面はすっかり夏の気分。まだタンポポの季節であるが気温は20度もあって水着姿になって日光浴をする人も多い。

　ホテルのテラスからフェリー埠頭が一望できる。鉄道ファンならずともここでゆったりと時間を過ごしたくなる。
　左はホテルの裏側、堤防の下にある古いワラ葺き民家の民宿。

北ドイツ特有のワラ葺き民家の民宿。

島を巡るフェリーの埠頭まで列車が入ってくる。

7:10発のＩＣ(客車特急)でハンブルクへ向かう。

ハンブルク駅でベルリン在住の友人と合流した。

　ハンブルクの駅前で再びレンタカーを借りて北へ向かう。これから一週間はレンタカーの旅である。
　今日からはドイツ語自由自在の友人が一緒だから極めて心強い。

コンパクトタイプを予約したのにボルボＶ60だった。

ここでもハーツレンタカーのお世話になる。

4月25日とはいえ北国ドイツの北海海岸、まだまだ寒い筈だが気温は20度もあった。

埠頭の前にあるホテル、我々の部屋は奥の別館だった。

　ハンブルクから2時間、着いた所はダーゲビュールという遠浅の海浜リゾート。フェリー埠頭に列車が横付けになる。埠頭を見下ろす瀟洒なホテルが今晩の宿。