列車回数は多く8時54分から9時20分までに12本発車する。

行止まり式地上ホームの発車時刻表の下には乗車券自販機が並んでいる。

2009年6月3日、8日

　乗場は上野駅のように行止まり式の地上ホームと通過式の高架ホームに分かれている。
　地上、高架ともホーム全体がガラス張りの大鉄骨ドームで覆われているのはヨーロッパならでは。

　コンコース中央の売店には丁度今（6月）が旬のアスパラガスが大量に並んでいる。ご当地名産として旅行者が買っていくのだろうか。
　日本で見慣れたグリーンアスパラではなく地中で育てたホワイトアスパラ。それにしても大きく長さ30センチくらいある。

明るい朝のコンコースは清潔そのもの。昔、トイレを探し回った薄暗い駅と同じ場所とは思えない。

　ベルリンからノンストップの特急列車は２時間でドレスデン中央駅へ到着する。石造りの堂々とした駅舎の内部は明るく、コンコースはまるでシティーホテルのアーケードのようだ。
　それにしても16年前に見た光景が今も忘れられない。薄暗くて汚れた駅舎の中は埃っぽく、行きかう人だけが多かった。トイレを探したがどこも板が打ちつけられ使えるトイレは一ヶ所もなかった。
　旧東独の体制は崩壊するまで50年もの間そんな状態で放置していたのだ。

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高架ホームに到着する9時10分発ブダペスト行き特急。

ここでも自転車を積込んでいる。

構内売店に大量に並ぶアスパラガス。

日本では見かけない生のホワイトアスパラ。

落ち着いた間接照明でホテルアーケードよう。

見違えるほど綺麗になっていたドレスデン中央駅正面。